1975-04-15 第75回国会 参議院 商工委員会 第12号
これは北瓦斯の例でもそうですけれども、ほとんどこういう点はないですね。生産向上のためには、増産体制をするためには重役はたくさんいるけれども、保安体制のための重役というのはほとんどいないんじゃないですか。
これは北瓦斯の例でもそうですけれども、ほとんどこういう点はないですね。生産向上のためには、増産体制をするためには重役はたくさんいるけれども、保安体制のための重役というのはほとんどいないんじゃないですか。
○対馬孝且君 いつも通産省は、公益事業部長はそれを言うんですが、私は現地で専門家にちょっと聞いてみたんですが、やっぱりあの場合北瓦斯で事故が起きると、縦に立方型にガスが噴き出してくるということよりも、漏れた場合の危険というのは非常に引火する場合に大変なことになると言うのです。これは中圧とか低圧とか言っていますけれども、問題はその場合の事故の方が大変だということです、引火をした場合に。
ただ、御指摘になりました北瓦斯の場合でございますが、これは全部中圧ないし低圧ということになっておりまして、高圧ガス取締法の対象にはなっておらない、高圧ガスではないわけでございます。したがいまして、おのずからこれにつきましては、やはり取り扱いが変わってこようかというふうに考えております。
○政府委員(大永勇作君) 通産局から遺族に対しましては、とりあえずの措置としまして北瓦斯が払いました、死者につきましては三百万円、それから中毒症状につきましては三万から五十万円を贈っておるわけでございまして、それに対しまして通産局としては、もちろん金を渡せばいいということではございませんで、遺族等に対しましては、心からおわびをするという態度で臨むように指導していると思いますけれども、なお御指摘のような
北瓦斯のこういうやり方というものについては、本来ならこういう金は出せないんだけれども、まあ参議院の先生方や政府側の御意見などもあって出したんだと、何かこう恩恵を与えたような言い方をしてこの弔慰金を置いていったと。この弔慰金を突き返してやったということが言われております、私のところへ封書で現実に来ています。
○対馬孝且君 これは詭弁であって、北瓦斯が値上げをしたから旭川瓦斯が申請を出してきたのじゃないなんという、もっともらしいことを言っておりますけれども、現実に旭川瓦斯が申請をした理由の一つの中に「北瓦斯の今日における現状と相まって」と書いておるじゃないですか。「北瓦斯の認可が行なわれたので、われわれ旭川としましても認可申請をしたい」と、こういうのが出ておるのですよ、現実に。
ですから、私は北瓦斯の責任というばかりではなく、冒頭から言っておるように、通産省は、いま三浦さんがお答えになっているような程度の北瓦斯について、どういうふうにこの企業の実態というものを把握されておったのか。 事故が起きたからあなた方を責めるのじゃなくて、百も、二百も、三百近くもあるガス公益事業者が、北瓦斯よりまだ小さい経営体質が一ぱいあるんです。
○竹田現照君 きょうは時間が非常に制約されでおりますから、通産省と北瓦斯の三浦さんとあわせて御質問してまいりたいと思います。 私は、四十七年の四月十三日の当委員会で、四十七年三月十六日に起きました北瓦斯の水道管とガス管をつないだ問題によって生じました死傷事件を取り上げまして、北瓦斯の経営体制、そういう問題についてすでに指摘をしておいたのであります。
ただ、もう市民は北瓦斯を信頼しておりませんよ、はっきり申し上げて。調整作業は終わりました、だいじょうぶでございますと言ったとたんに、二十日の午後八時にまた再び湯わかし器によって起きているわけです。私はこの点についてやっぱり問題点は、当面直ちに通産行政としてやることは、まず総点検をすみやかに指示をすべきじゃないか。
それは、北瓦斯に七月の十六日に札幌通産局が認可をいたしているわけであります。つまり、八月の一日から十月の十五日までに調整作業の期間を設定いたしました。
○対馬孝且君 北瓦斯問題と朝日炭砿の件に関しましてお伺いいたしますが、簡潔にお答えを願いたいと思います。 まず最初に、北海道瓦斯の熱量変更に伴うガス中毒事故について通産省の考え方をお伺いをしたいと、こう考えます。
もっと住民との話し合いをすべきでないかという点につきましては、現在までに、北瓦斯としましては、北瓦斯主催の民間との話し合いの場を三回ほど持っておりますし、それから民間団体の主催します話し合いの場を同じく三回ほど持っております。
年に二回も値上げを申請した北瓦斯というこの会社の道民を冒涜した政治姿勢にある。こういった問題に対して通産大臣は手をかすということですか。私はそれが納得できないのです。現実に重軽傷ができ上がって、不測の事態が起きているのでしょう。
○対馬孝且君 厳正かつ慎重に扱うという答弁ですけれども、今回の北瓦斯再値上げの問題については、これは単に住民側だけの強い反発になってあらわれているものだけではございません。これはお聞きになっているかどうかは別にして、これも北海道新聞の四十九年八月二十七日の朝刊の一面に五段抜きで札幌市長の態度表明というのが載っています。
○対馬孝且君 それでは次に北瓦斯の問題につきまして、北海道瓦斯の問題につきましてお伺いをしたいと思います。 ことしの一月の十二日に実は北海道瓦斯から申請がございまして平均二七・六六%アップしたわけであります。これ申請が認可をされたわけであります。
○対馬孝且君 時間もきたようでありますから、あれですけれども、ともあれ、この北瓦斯の問題については、私が先ほど申しましたように、これは住民、理事者側を含めて一体となってやっぱりこれはけしからぬと、こうなっているわけですから、私はこれが認可をされていくとなりますと、どういう現象が、次に起きてくるかということを心配をするわけです。
それで、こういうような、たとえばガス管を水道管につないだというような、こういう下請関係等の、さらに、まあいま警察が調べているのはほんとの零細な下請業者ですけれども、こういうものの責任というのは、やっぱりそこに集中をされて、北瓦斯にはないのか。こういうものの下請業者に対する保安教育だとか、保安訓練とかというものの責任はどこにあるか。非常に下っぱの会社の社長にやっぱりあるのか。
ところが北瓦斯が来て、何か隣の家の窓をあけて、またくさくなったら知らせろと、こういうことだという。隣の家は新幸園とかいう朝鮮料理、焼き肉屋だった。それはいまプロパンを使っている。だから、いまガス供給の義務はないから、そこは調べなかったという。ところで、前の人はそれまで都市ガスを使っていたわけですね。ところが水道管にガス管をつながれておったんでは、これはもうどうにもならないわけですよ。